CADスクールからCAD研究所に
- 2010/06/15
- 09:53
ジュエリーCADライノセラス公認トレーナーの伊藤健一です(^^♪
ジュエリー業界のすべての人に
ライノセラスをコミュニケーションツールとして使ってただけるように日々活動しております。(^^)
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CADデータ作成するのは
CG画像や造形するためですが
今回は造形についてです
造形した後にはデータとの誤差や変形を検証し、
データベース化する必要があります
アミュールのCAD講習では状態を検証をするのも
ジュエリーCADの勉強になりますので
いろいろとチェックしてデータ作成に生かしたり、
それぞれの機械の特性を理解して
今後の新型作成に役立ててもらいたいと考えています。
アミュールはCAD研究所になろうとしています。
今回の講習は積層ピッチを50μと25μの違いを
マイクロスコープを使ってみてみました。
ルーペで見ただけでは分からない表面の段差の違いが
非常によく分かりました。
デザイン形状にもよりますが、
50μではジュエリー創りには向かないという声が
それを見た会員の方や造形装置販売業者の方からも聞かれました。
でも50μと25μではほぼ2倍の造形時間がかかります。
リングですと5時間が10時間といったように。
それがコストにもつながりますのでそこにジレンマが生まれます。
綺麗をとるか、コストをとるか。
でもマイクロスコープの映像を見てしまったら、
だれも50μで造形する結論には至りません。
そこでコストをあきらめてしまったら何も進歩しないです。
綺麗な表面を保ちつつ時間を短縮するにはどうすることが考えられるか?
いろんなパターンのアイディアを出すことが必要です。
現在、造形サービスの会社に依頼している人でも、
すべて丸投げしてハイクオリティーや低コストを要求するだけでなく、
将来のために一緒に研究すべきだと思います。
そういう風なことにしっかり対応してくれる、
造形専門の業者さんに依頼することをお勧めします。
機械の設定や造形物の配置などだけでなく
1個のデータをあえてパーツに分けたりと
データ作成側でも工夫次第できれいに早くできる方法も見つかるはずです。
具体的なことはまた今度にします。
久々に、
カミさんの天然ネタですが、
その1
甥っ子が就職したとのことを聞いたらしく
私が
『どこの会社にきまったんだって?』ってカミさんにきいたら、
カミさん
『なんか東京のアドべンチャー企業って言ってたよ。』
次女
『アドはいらないんじゃねぇ?』
私
『アドベンチャーな企業はあんたの旦那の会社だよ(笑)』
その2
家での仕事中は音楽を聞きながらが多いんだけど、
ふとこっちを見て、
カミさんが
『今日は何聞いてんの?』って言ってきた。
私
『何んにも聞いてないけど??』
カミさん
私
『聞いているんじゃなくて、
効いているんだけどねー』
低周波の刺激で体がリズムを刻んでいるようにも見えたようです。
※アミュールの公式ブログは、
大手ジュエリー企業の3Dにおける成功事例に対し、
自分の足で出向き、体感し、目で見たこと、耳で聞いた最新の情報を発信しております。
古く偏った情報にならないように努力しておりますので
少しでも参考にしていただけるとありがたいです。(^^)v
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